息子の学校の話5

 とりあえず今回で息子の学校の話は一区切りです。

今までの話→1,2,3,4


 最初の私達のプランでは、フランス語で授業の受けられる学校、

と思っていたのですが、

空きがないようで、

デンマークに来る前にも、来てからも、夫がメールで問い合わせても

返事がなく、

よくホームページを見たら、問い合わせは電話でしないといけないようで、

でもメールしてなんの返事もないのもどうなの??みたいな。


 先日、その学校の説明会があって、コロナの影響で

オンラインでだったのですが、ちょうど引っ越しと重なり、

夫はゲストハウスの後片付けで間に合わず、

私ががんばって一人で参加。

microsoftTeamを使って、1時間の質問コーナーは会議形式。

質問のある人は挙手。

私が参加したとき、70人近く挙手していて、

無理かな…とあきらめかけたけど、

最後の最後に思い切って挙手。

質問時間過ぎていたけれども、なんとか聞きたいことを聞けた。

私は私の勇気をほめてあげたい。(て、あんた何年海外に住んでんの?)



 ま、それはさておきですね、

そちらの学校も一応応募はしてみたものの、空きが出次第、書類選考と面接を経て

入学できるかどうか決まるそうで、

その間に、今通っているデンマークの学校に慣れて、

もし、フランス語の学校に行けることになっても、また学校変わるのもどうなの?

っていう。



 今の学校も言葉がわからないなりに、気に入ったようで、

(朝は時々泣いてますけど。)

気に入ったなら、現地校でもいいんとちゃう?と思ったり。

デンマーク語の手厚いサポートもあるし。

サポートの先生もその仕事柄、いろんなクラスを見ているけど、

このクラスはベストに入るくらいいいクラスよ。とおっしゃってて、

なおさら、もうこれでいいやん。って。


 うまくいけばデンマークに長く住むことになるかもしれないので、

デンマーク語ができたほうがいいと思うし、

フランス語の学校に行くと、第二言語が英語かドイツ語を選択、らしくて、

デンマーク語はないんですよね。



 しかし、そうなると、親の母国語、フランス語と日本語の勉強はどうするか?

という悩みが出てきて、

また最初に戻りますけど、私の予定では

フランス語の学校に行って、日本語の補習校に土曜日に行く、

と想像していたのです。


でも現地校に通うとなると、

別のオプションがあって、

コペンハーゲン市内に、外国人向けのそれぞれの国の母国語を

学べる教室が公的に開かれているらしいのです。その中に

フランス語も日本語もあったんですが、

時間がかぶっているというのと、どっちにしても一つの言語しか

選べないようで、

土曜日だから、日本語補習校とも時間がかぶるので、

母国語教室か、補習校かも選ばないといけない。


 今のところ、日本語は通信教育(z会)を続けていて、

私が家で教えられるけれども、(日本語ネイティブの子供たちよりは

遅れているとは思う。)フランス語は話すのはいいけども、

読み書きは遅れていると思うし、

ヨーロッパにいる以上、フランス語のほうが優先になる、かなあ…。


 欲張って息子にあれもこれもと負担になってもよくないしなあ、とか。


 ちなみに、デンマークのカリキュラムでは英語は1学年から習うそうで、

フランス語の学校に行っても第二言語を英語を選択するつもりなので、

英語についてはひとまず置いておこうと思います。


 

 もう最終的には、元気に学校に通って、何か学んで

将来生きていくのに困らなければそれでいいのですが、

親の欲もあったり、息子のためにはどういう選択がよいのか、

悩みます。

 

 ほんまややこしいわ…。