(これまでの話はこちら→息子の学校の話1,2,3)
息子はそのウェルカムクラスが気に入ったようで、
引っ越すときは悲しかったようです。
お別れにクラスメートに絵を描いてもらったり、ほんとによくしてもらいました。
私に話かけてくれた中国人の男の子も息子との別れに涙を流してくれました。
私たちは、また別の町に引っ越してきたのですが、
この町には、ウェルカムクラスのようなシステムはない、
ということで、
役所の管轄に問い合わせたら、校区の学校はここだから、
直接問い合わせて、と言われ、
聞いたら、
デンマーク語が母国語でない子供たちをサポートする先生がいる
ということでした。
で、また学校の先生たちと面談。
同じく、私が何語を話すのか聞かれましたが、
英語が話せるというと、
今回は通訳の方はいなかったです。
学校の校長、と秘書ともう一人誰か(誰や)と、
そのデンマーク語をサポートする先生がいて、
またこちらのいろいろ(なんでデンマークに来たか、とか、
どのくらいの期間滞在するかとか、家で何語を話すのか、など)
を説明をしたり、学校側の説明を受けました。
息子は普通クラスに入るけれども、サポートの先生がついて、
デンマーク語のサポートは2年間、もし必要なら、それ以上の期間
受けられるようです。
ちなみに、ベルギーとデンマークの学校で違うところはありますか。
と聞かれたので、
雨でも外で遊ぶということにびっくりしました、というと、
校長先生が、それはコロナのせいよ、
とおっしゃったので、
学校によっても考えが違うのかも。
その面談が終わって、
サポート係の先生と2回また別に面談しました。
その時に、息子が話しやすいように、フランス語の通訳を呼んでくれた
のですが、
1回目はその通訳が現れませんでした。(笑。なんでやねん。
夫がそれほんまのフランス人やろ、と言ってた。どういう意味や。)
なので、私が英語と日本語で通訳係をしました。
2回目は別の通訳が来て、
デンマーク語とフランス語で息子と先生がやりとりしました。
息子の言語レベルと、どのくらい数字などわかってるか、なと
チェックしたようです。
息子の性格として、おとなしくて、緊張しやすいので、
ゆっくり慣れたほうがいいでしょう、と
始めは1時間半だけ登校、次に8時から11:15分まで、
みたいな感じで、
冬休み前の1週間は一日中、8時から13:30まで通えるように
なりました。
サポートの先生は、一日中一緒ではないけれども、
1時間半~3時間、息子のそばについて、1対1でいろいろサポートしてくれるようです。
サポートの先生はこの町に数人いて、
フランス語を話せる先生もいるから、来てもらえるようにしてくれて、
2人の先生が週3日と週2日でそれぞれ息子のサポートをしてくれています。
(しかし、フランス語を話せる先生は体調不良で休んだため、結局実際は
2日しかまだ会っていない。)
最初は、前に住んでいた町のシステムがよかった、と思いましたが、
お迎えが大変だったし、
ウェルカムクラスの子供たちは、普段家庭では英語を話す子が多くて、
子供たちの間で英語でコミュニケーションをとったりしていたようで、
息子は英語はあんまりできないので、
そういう点はよくないかな、と思いました。
ウェルカムクラスが終われば、また学校を変わり(校区の学校に行く)、
学校がそのままでもクラスを変わらないといけないし、
今の町では最初からデンマーク語ネイティブの普通クラスに入るけれども、
デンマーク語になれるのも早いのではないかと、先生はおっしゃってました。
もちろん前の学校のウェルカムクラスでも、2か月間で、
息子はたくさんデンマーク語を習ったみたいで、
私よりすでにデンマーク語を知っています。
息子は短期間にたくさんの経験をして、えらいな、と思います。
(彼自身が望んでそうなったわけではないので、申し訳ないです。)