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 こんにちは。みなさまお元気でしょうか。

見事に一年以上もブログをほったらかしにしていたきゃんべるです。


 先日3年ぶりに日本への一時帰国が叶いまして、

100均で爆買いし、英気を養ってまいりました。


 ブログの今後を考えまして、

もう少し自分に対して更新のハードルを下げようと思いつきました。

現在、ameba owndというサイトで一度更新し、アメブロに共有するという

手順をとっていましたが、ameba owndは、自分の持ついろいろなSNSを

まとめたところなので、こちらからアメブロの方にも飛べるし、

アメブロの方で更新していこうかなと思います。

(ってアメブロで見てくださる方には関係のない話ですが。)


アメブロに共有したときにまた写真の大きさの調製が必要だったり、

もともとめんどくさがりの私にはなかなか面倒でした。(そりゃめんどくさがりだから。)

そしてですね、つぶやき程度の投稿、つまり短文でも投稿していこうかなと

考えています。

twitterもあるのですが、一度仕事のことをつぶやいたときに私にとっては

反応が大きかった(一般的に言うバズる、というほどでは全然ないけれども)

ことがあって、それにビビッてそちらも当たり障りのないことばかりになっております。

(何の報告や。)


この間の一時帰国で友人と会ったときに、何せ時間が足りない…。

色々話したいことがあるのに、全然時間が足りない…。

ということを感じまして、

友人にいろいろ身近なことを報告するつもりでブログを活用していこうかな、

と思います。(今までも身近なことを書いてたけど。)


というわけで、どうぞよろしくお願いいたします。

これが今年唯一の投稿にならないように気をつけます。











 もはやどう書き出してよいのかわからない、と思っていたのですが、

新年になるのをきっかけにブログを久しぶりに開きました。

なんか照れるんですけれども、元気にしているきゃんべるです。


デンマークに来てなんと1年以上過ぎてしまいましたが、コロナのせいもあり、

お出かけもしてなかったので、いまだあんまりデンマークのことを知らず、

気分的にはまだまだフレッシュな感じです。


なかなか日本に帰るのもハードルが高く、夫の実家で年越しです。

距離があろうとなかろうと、私たちの家族が元気でいてくれて感謝です。


最近の新しいこととして、わたくしついにTwitterに手を出しました。
というのも、仕事関係の情報収集のためにTwitterが便利、ということらしいので、

恐る恐るアカウント(@NaomiNi42262455)を作ったのですが、

確かに情報があふれていて、圧倒されています。

溺れないようにうまく付き合っていきたいと思います。

私もぼちぼち仕事関連や日常についてつぶやいていますので、

よろしければそちらもどうぞよろしくお願いします。


もう新年を迎えられた方も、これからの方も、2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

 現在のデンマークの首相はメッテ・フレデリクセン Mette Frederiksen氏で

あることはデンマーク在住でない方も、ご存知かもしれません。


 それで、このメッテという名前、非常にデンマークではポピュラーなお名前のようで、


まず息子の通う学校の、デンマーク語のサポートの先生もメッテ

その校長先生も、メッテ


さらに、娘の通う保育園のマネージャー(学歴聞いてきた人)もメッテ

娘のクラスの保育士さんもメッテ



メッテだらけやがな。


と、それだけが言いたかったんですけれども、


一度、娘が保育園に入るために、マネージャーとやりとりして、数日後、

保育園から電話がかかってきて、メッテというので、マネージャーかと思って

話すものの、なんか声違う気がするし、

「あなたメッテさんですか?」

と尋ねたら、

「そうよ、メッテよ。」

とまた話を続けてて、でもやっぱりなんかおかしい、と思いつつ、

最終的に娘を担当するクラスの保育士のメッテさんということがわかった、

というややこしいことがあった。



ついでにデンマークに住民登録している(CPRナンバーを持っている)人の

名前の統計を見つけたので載せます。

2021年1月現在、女性の名前ランキング→



Girl's names
1 Anne 44,872
2 Kirsten 39,076
3 Mette 38,524
4 Hanne 37,399
5 Helle 33,637
6 Anna 33,495
7 Susanne 30,688
8 Lene 30,373
9 Maria 29,570
10 Marianne 26,542
11 Lone 24,882
12 Camilla 24,585
13 Pia 23,909
14 Louise 23,864
15 Charlotte 23,652
16 Tina 23,119
17 Gitte 22,911
18 Bente 22,786
19 Jette 22,678
20 Karen 22,442

というわけで、やっぱりメッテさんが多いのも納得です。


 先月、ちょっとびっくりしたこと。

 公営の歯科クリニックから、お手紙が届き、

(デジタルポストといって、電子メールが来ました。)

息子の検診の予約時間が書いてあった。


 私が理解したところによると、

0歳から18歳になるまで、公営の歯科医には無料でかかれるようです。

自分でプライベートの歯科医も選べますが、35%負担、ということらしい。


 歯科クリニックの住所が、息子の通う学校の中にあって(?!)、
学校の終わる時刻の後すぐだったので、
お迎えのときにどこか担任の先生に聞くと、メインエントランスを入って

左に進んだらある、と教えてくれた。


 コロナ対策で、保護者は学校内を通り抜けできないので、

(送り迎えも教室の外のドアからになっている。)学校の外周をぐるっと回って

メインエントランスに行き、息子の入学前に面談に来たときは気付かなかったけど、

確かに歯科クリニックの案内が廊下の壁に貼ってあって、それに従って進むと、

ほんまに普通に歯科クリニックがあった。

学校の中に歯医者っていうのがまずびっくりした。


 検診を終えて、6歳臼歯に虫歯予防のために、シーラントをしたほうがいい、と言われ、

次の予約をその場で取ったら、翌週○日の11時、と言われ、

「え、学校の途中で来ていいんですか。」

と言ったら、「学校の中やん。」って何が問題なのかしら、

という顔で言われました。

 

 ちなみにコロナ前は、歯医者のスタッフが教室まで迎えに来てくれたそうです。

今は一人で行くか、保護者が連れていく、というふうになっています。


 私も歯の検診に行かないと、と思いながら、億劫に思っているこの頃。

いい加減予約しないと。

 夫は最近、職場に通勤するのに、検査時間から72時間以内の陰性証明が必要で、

仕事内容的に、在宅勤務が難しいので、

週に2、3回検査を受けている。
先週くらいから、職場でもキットを使ったセルフ検査ができるようになったらしい。

 検査所に行くには事前予約が必要で、専用オンラインサイトからできる。
この検査はPCR検査で、検体は喉の奥をチョンチョンとつついて取られます。

私も一度、デンマークに降り立ったときに空港でしたことがあるが、

苦痛は伴わない。


 レストランの店内で食事をするとき、美容院に行くときなども陰性証明が

必要となっていて、めんどくさがりの私はまだめんどくささが勝っていたのだけど、

さすがに一年以上も伸ばし続けているので、美容室の予約を取った。

(週末を選んだら取れた日はまだ一ヶ月以上先だけど。)

きっとこれからはこれ(陰性証明が必要)が当たり前になっていくのかなと思いまして。


 そんなこんなですが、
息子や娘が学校や保育園から色々(風邪)もらってくるこの頃、
ドロップ・イン(予約不要)でクイックテスト(鼻から検体を取って、抗原検査)をする

バスが、住んでいるアパートの駐車場に来る、というわけで、

特に今現在必要なわけでもなかったけど、そんなにならんでなかったので、

受けてみた。


 受付でイエローカードを見せて、スキャンしてもらい、電話番号を聞かれた。
鼻に突っ込むの痛そうかなあとビビっていたけど、

新しいタイプのキットのようで、細い柔らかいもので

両方の鼻の奥(そんなに奥でもない)をクルクルして、全然痛くなく済んだ。

その場で次々とキットで結果を出していて、オンラインでは3時間後くらいに結果が

確認できた。

実際には20分で結果が出ていたみたいです。


 ちなみにPCR検査のほうはだいたい一日、最大2日くらいで結果がでる。
検査時間から72時間やったら2日結果出るのにかかったら

実質1日しか陰性証明できひんやん。

でもやっぱりPCR検査の方が精度は高いので、コロナウイルスに感染したと

思われる症状があるとき、濃厚接触したと思われるときは、PCR検査が推奨されます。

クイックテストで陽性だった場合も、PCR検査をして確定するそうです。


 週末は家族で買い物に出かけたが、

頻繁に検査をしている夫はレストランに入ろうと思えば入れたけれども、

私には陰性証明がなかったので、お昼はマクドのtake awayとなった。

もうずっとこんなんが続くのですね…。




 






 みなさま、お久しぶりです。きゃんべるです。

 きゃんべる、どうしてるのかな~と思っていた方も、そうでもない方もいらっしゃるかと

思いますが、元気にしております。


 最近の変わったことといえば、

少し働き始めた、ということです。


 まだ、私こういうことをしています!と胸を張って言えるほどではないですし、

いつまで続くかもわかりませんが、始めてから2か月半くらい経ちました。


 その仕事についてもいろいろ書きたいなあと思っていますが

(胸を張って言えるほどじゃないくせに)、

このブログは普段の海外日常生活で起こる事を綴るものなので、

また別のページを立ち上げようかと計画中です。


 在宅でできるフリーランスの仕事で、これがうまく軌道にのれば、

続けていくと思いますが、

平行してデンマークの求人にも応募したりしています。

(4件くらい応募しましたが、今のところ全滅。泣。)


 ベルギーではお気楽主婦で引きこもり生活だったので、

(と言っても在宅ワークなので結局引きこもってるんやけども。)

ペースがまだつかめていませんが、仕事をいただけることがありがたく、

新鮮な気持ちで久しぶりに働いています。

(2週間ほど前にコペンハーゲン市内にお花見に行ったときの写真。やっと観光らしいことをした。)

 1月4日から、在宅学習となった息子。

 デンマークでは、学校からの連絡ややりとりをオンラインで行うことができる、

独自のサイトがある。

 政府からのアナウンスで在宅になるのは知っていたけど、

学校からは具体的になんの連絡もなく、どうしたらいいんかなあと思って、

息子のデンマーク語サポート係の先生にSMSで聞いたら、月曜日に教員で話し合うので、

また連絡します。と教えてくれた。そしてそのお昼くらいに、

もう一人のサポート係の先生(フランス語を話せる男性の先生)から電話連絡があり、

家まで来てくれて、そのサイトの使い方と、

とりあえず2週間どうするかを教えてくれた。

で、そこにアクセスすると、校長からのメッセージや担任からの連絡を読むことができ、

それで一斉連絡を知ることができるのだな、と知った…。

 コロナで在宅学習になることについても連絡がそこにあった。

 今までこのサイトについて誰も教えてくれんかったや~ん。


 このサイトにアクセスするには、アカウントが必要なのだけど、

ここで、NEMIDが活躍。それでアクセスすると、本人確認もできて

アカウントをもらえる。


 毎日、担任の先生から、今日の課題について連絡があるので、

そこにおはようございます、と返信をすることで、学校に出席となり、

何も連絡がなければ、不法(?!)に欠席となる、ということだった。


 で、うちの息子は1時間、サポート係の先生とzoomを使って、

マンツーマンオンラインレッスンもある。

私も当然サポートのためにずっとついていないといけないので、
図らずも私も息子とデンマーク語を勉強してます。

 例えばアルファベットのAを学ぶのに、たくさんの絵があって、

Aのつく単語のものを選ぶ、とかなんだけども、

私は発音もわからないし、教えてあげられないので、必ず先生の助けが必要です。


 難しいわ〜。


 ちなみに、最近、驚いたことは、

アルファベットのTは縦棒から先に書くらしい。

私はずーっと横棒から書いていて、息子が練習しているのを見て、

デンマーク式なのかと思っていたら、

夫も縦棒から書く、と言っていた。


 デンマークのロックダウンもまた延長しそう?

ウイルスの脅威があるので仕方ないとしても、

学校に行けないのは親も子供もつらいですね。


 あけましておめでとうございます。


 私たちはデンマークで初の年越しをしましたが、


 大晦日の夕方から、頻繁にあちこちで花火が上がり、

その花火というのが、普通にけっこういい打ち上げ花火で、

素人がそんなん上げていいの?というレベルのものが

スーパーで買えます。


 ちょっと調べてみたら、花火が買えるのは、12月15日から大晦日までで、

個人での使用は27日から1月1日まで許可されているそうです。


 うちはアパートの2階(日本でいうと3階)に住んでいますが、

デンマークにはそんなに高い建物もないので、遠くの花火も見え、

リビングのソファでぬくぬく花火鑑賞を楽しめました。


 そして新年を迎えるころになるとその勢いは激しくなり、

元旦の0時から2時まで、物騒な言い方ですが、

銃撃戦かと思うほど、花火が打ち上がり

寝ていた娘は起きるし、息子も寝られないというし、

最終的にはもうええんとちゃう?

というくらいでした。

こんなに花火見たん初めてやわ。

デンマーク人のクレイジーな一面を見ました。

 少なくとも5億デンマーククローネ(日本円に換算して85億円弱)くらい

花火に消費されているそうです。

ってむしろピンとこーへんわ。

(追記:すみません。始め一桁間違えてて訂正しました。)


 ほんとにそこらでみんな好き勝手に上げるので、

大晦日の夜は出掛けたら危険だと思う。

 後は、こういうケーキを食べるみたいで

スーパーにたくさん売っていたので買ってみた。

マジパンを焼いたお菓子。

デンマークにはマジパンを使ったお菓子がたくさんあって、

チョコレートの中にもよく入っているのですが、

実は私はあんまりマジパンが好きでないので、残念です。

それにしても、ケーキに添えられていた金色の紙の筒が謎。



 それから、お正月らしいことを何かしようと、

お餅を作ってみました。

もち米があったので、炊飯器で炊いて、
ホームベーカリーで20分ほどこねたら、
おお、お餅できた〜!
とここまでは簡単だったのだけど、
丸めるのが大変で、
なんとかできたのがこれらです。


年明けそば(?)に乗っけてみた…。天ぷらは冷凍食品。


では、ぜひとも今年がよい一年になりますように。




 今回は私のもやもや話なので、
(なんやもやもや話って。)もやもやしたくない方はスルーして下さい。
2020年最後のブログがもやもやなんですけど、

今年のもやもや、今年のうちに。


息子の学校の次は、娘の保育所の件。


住んでいるアパートの近くに3件あり、見学を申し込みました。


 この3件とも0〜3歳の保育所と3〜6歳の幼稚園が合わさったタイプ

の保育施設です。(日本語での説明が合っているかわかりませんが)

私が理解した限りでは、0〜3歳はこのタイプのほかに、

もっと少人数単位で預かってくれる保育サービスもあって、

ちょっと安いのですが、3歳から通う幼稚園を探し直さないといけません。


 最初メールで問い合わせて、うち1件は電話してください、というので、

何回か電話したけども、つながらなかったので、(流れるデンマーク語の

アナウンスもまったくわからない)あきらめ

(3歳以上の給食が出ないそうなので、それもあって候補から削除)、

2件見学に行きました。


 そのうちの1件で、その保育所のマネージャーと話をしていて、

なぜデンマークに来たとか、

あなたは何(仕事)をしているの?とか

聞かれ、(この質問はどこでもほんとによく聞かれます。

学校の面談でも聞かれたわ。何かしてたら、子供連れてここにおらんやろ?)


「私は仕事を探しています」

と答えると

「仕事を探すのは難しいのかしら」

と聞かれ、

私「どうでしょう。言葉の問題もありますし。英語で働けるなら、まだいいんですが。」

マ「educationがいるわよね。」

私「そうですかね。」

で、

「Do you have (an) education?」


と聞かれました。



えらいダイレクトに聞くな、とびっくりしました。戸惑いつつ、


「え?ええ、まあ。私は○○(私の専門)を勉強しました。」

と答えると、

「それなら、すぐに見つかるわね。」

と言いましたが、真偽は不明です。

そうだったらいいのだけど。


 その時は、ん?と思いつつ、やり過ごして、

家に帰ってから(私反応鈍いんです。)

もやもやしだして、


 直接マネージャーが世話をしてくれるわけではないと思うし、

そんなに会うわけでもないだろうけど、

この保育所に行くことになったら、

彼女に会うたびにもやもやしそうな気がするわ。


 いろいろデンマークについて調べていく中で、

「学歴社会ではない。」

「学歴と将来の収入に相関はない。」

などと見たんですが、やっぱり

そうでもないんでしょうか。


 初対面の人に教育を受けてるかとか学歴を聞くってどうなのかな?


 で、別の保育所を第一希望、この保育所を第二希望で

役所に応募したのですが、第二希望が通ってしまい、

悩んだのですが、

第一希望の待機リストにも一応残しておいてもらえるので、

第二希望に行ってみて、よかったらそれでいいし、

もし嫌だったら、第一希望が空いたらそちらに変更したらいいかな、

ということで、保育所の確保を優先しました。


 そうこうしているうちに、29日の政府の発表で、

1月3日までと言われていた規制が2週間延びることになり、

0~4学年も在宅となるので、(実際オンラインで授業などあるのかは

まだ私はわかりません。)息子はまたしばらくおうち時間です~。

今年あんまり学校行ってないで。



 というわけで、

今年はほんとにいろいろありましたね。


 そのおかげで、ブログの方は今までよりたくさん書けたと思います。

こちらも皆様のブログを読ませていただいて、

心の支えになっています。


 来年もどうぞよろしくお願いいたします。



 










 とりあえず今回で息子の学校の話は一区切りです。

今までの話→1,2,3,4


 最初の私達のプランでは、フランス語で授業の受けられる学校、

と思っていたのですが、

空きがないようで、

デンマークに来る前にも、来てからも、夫がメールで問い合わせても

返事がなく、

よくホームページを見たら、問い合わせは電話でしないといけないようで、

でもメールしてなんの返事もないのもどうなの??みたいな。


 先日、その学校の説明会があって、コロナの影響で

オンラインでだったのですが、ちょうど引っ越しと重なり、

夫はゲストハウスの後片付けで間に合わず、

私ががんばって一人で参加。

microsoftTeamを使って、1時間の質問コーナーは会議形式。

質問のある人は挙手。

私が参加したとき、70人近く挙手していて、

無理かな…とあきらめかけたけど、

最後の最後に思い切って挙手。

質問時間過ぎていたけれども、なんとか聞きたいことを聞けた。

私は私の勇気をほめてあげたい。(て、あんた何年海外に住んでんの?)



 ま、それはさておきですね、

そちらの学校も一応応募はしてみたものの、空きが出次第、書類選考と面接を経て

入学できるかどうか決まるそうで、

その間に、今通っているデンマークの学校に慣れて、

もし、フランス語の学校に行けることになっても、また学校変わるのもどうなの?

っていう。



 今の学校も言葉がわからないなりに、気に入ったようで、

(朝は時々泣いてますけど。)

気に入ったなら、現地校でもいいんとちゃう?と思ったり。

デンマーク語の手厚いサポートもあるし。

サポートの先生もその仕事柄、いろんなクラスを見ているけど、

このクラスはベストに入るくらいいいクラスよ。とおっしゃってて、

なおさら、もうこれでいいやん。って。


 うまくいけばデンマークに長く住むことになるかもしれないので、

デンマーク語ができたほうがいいと思うし、

フランス語の学校に行くと、第二言語が英語かドイツ語を選択、らしくて、

デンマーク語はないんですよね。



 しかし、そうなると、親の母国語、フランス語と日本語の勉強はどうするか?

という悩みが出てきて、

また最初に戻りますけど、私の予定では

フランス語の学校に行って、日本語の補習校に土曜日に行く、

と想像していたのです。


でも現地校に通うとなると、

別のオプションがあって、

コペンハーゲン市内に、外国人向けのそれぞれの国の母国語を

学べる教室が公的に開かれているらしいのです。その中に

フランス語も日本語もあったんですが、

時間がかぶっているというのと、どっちにしても一つの言語しか

選べないようで、

土曜日だから、日本語補習校とも時間がかぶるので、

母国語教室か、補習校かも選ばないといけない。


 今のところ、日本語は通信教育(z会)を続けていて、

私が家で教えられるけれども、(日本語ネイティブの子供たちよりは

遅れているとは思う。)フランス語は話すのはいいけども、

読み書きは遅れていると思うし、

ヨーロッパにいる以上、フランス語のほうが優先になる、かなあ…。


 欲張って息子にあれもこれもと負担になってもよくないしなあ、とか。


 ちなみに、デンマークのカリキュラムでは英語は1学年から習うそうで、

フランス語の学校に行っても第二言語を英語を選択するつもりなので、

英語についてはひとまず置いておこうと思います。


 

 もう最終的には、元気に学校に通って、何か学んで

将来生きていくのに困らなければそれでいいのですが、

親の欲もあったり、息子のためにはどういう選択がよいのか、

悩みます。

 

 ほんまややこしいわ…。






 











 (これまでの話はこちら→息子の学校の話


 息子はそのウェルカムクラスが気に入ったようで、

引っ越すときは悲しかったようです。

お別れにクラスメートに絵を描いてもらったり、ほんとによくしてもらいました。

私に話かけてくれた中国人の男の子も息子との別れに涙を流してくれました。


 私たちは、また別の町に引っ越してきたのですが、

この町には、ウェルカムクラスのようなシステムはない、

ということで、

役所の管轄に問い合わせたら、校区の学校はここだから、

直接問い合わせて、と言われ、

聞いたら、

デンマーク語が母国語でない子供たちをサポートする先生がいる

ということでした。


 で、また学校の先生たちと面談。


 同じく、私が何語を話すのか聞かれましたが、

英語が話せるというと、

今回は通訳の方はいなかったです。


 学校の校長、と秘書ともう一人誰か(誰や)と、

そのデンマーク語をサポートする先生がいて、

またこちらのいろいろ(なんでデンマークに来たか、とか、

どのくらいの期間滞在するかとか、家で何語を話すのか、など)

を説明をしたり、学校側の説明を受けました。

息子は普通クラスに入るけれども、サポートの先生がついて、

デンマーク語のサポートは2年間、もし必要なら、それ以上の期間

受けられるようです。


 ちなみに、ベルギーとデンマークの学校で違うところはありますか。
と聞かれたので、
雨でも外で遊ぶということにびっくりしました、というと、
校長先生が、それはコロナのせいよ、
とおっしゃったので、
学校によっても考えが違うのかも。


 その面談が終わって、

サポート係の先生と2回また別に面談しました。

その時に、息子が話しやすいように、フランス語の通訳を呼んでくれた

のですが、


1回目はその通訳が現れませんでした。(笑。なんでやねん。

夫がそれほんまのフランス人やろ、と言ってた。どういう意味や。)

なので、私が英語と日本語で通訳係をしました。


2回目は別の通訳が来て、

デンマーク語とフランス語で息子と先生がやりとりしました。

息子の言語レベルと、どのくらい数字などわかってるか、なと

チェックしたようです。


 息子の性格として、おとなしくて、緊張しやすいので、

ゆっくり慣れたほうがいいでしょう、と

始めは1時間半だけ登校、次に8時から11:15分まで、

みたいな感じで、

冬休み前の1週間は一日中、8時から13:30まで通えるように

なりました。

サポートの先生は、一日中一緒ではないけれども、

1時間半~3時間、息子のそばについて、1対1でいろいろサポートしてくれるようです。


 サポートの先生はこの町に数人いて、
フランス語を話せる先生もいるから、来てもらえるようにしてくれて、

2人の先生が週3日と週2日でそれぞれ息子のサポートをしてくれています。

(しかし、フランス語を話せる先生は体調不良で休んだため、結局実際は

2日しかまだ会っていない。)


 最初は、前に住んでいた町のシステムがよかった、と思いましたが、

お迎えが大変だったし、

ウェルカムクラスの子供たちは、普段家庭では英語を話す子が多くて、

子供たちの間で英語でコミュニケーションをとったりしていたようで、

息子は英語はあんまりできないので、

そういう点はよくないかな、と思いました。

ウェルカムクラスが終われば、また学校を変わり(校区の学校に行く)、

学校がそのままでもクラスを変わらないといけないし、

今の町では最初からデンマーク語ネイティブの普通クラスに入るけれども、

デンマーク語になれるのも早いのではないかと、先生はおっしゃってました。


 もちろん前の学校のウェルカムクラスでも、2か月間で、

息子はたくさんデンマーク語を習ったみたいで、

私よりすでにデンマーク語を知っています。


 息子は短期間にたくさんの経験をして、えらいな、と思います。

(彼自身が望んでそうなったわけではないので、申し訳ないです。)







 





 息子の学校の話の続きです。(これまでの話→) 

今年中にこのシリーズを完結したいと思っているので、

怒涛のごとく更新します。

 年末までまだ日があると思ってたら、そうでもなかった…。



 息子が通っていたウェルカムクラスには

十数人の6歳から8歳の児童が在籍していて、

通常は9か月在籍し、普通クラスに移っていくのだそう。


 デンマークの教育システムでは、0から9学年まで、同じ学校で、

小学校と中学校が一緒になってるという感じです。

6歳〜7歳は、0学年になり、(だから息子は0学年に在籍)

0学年は幼稚園から小学校にあがるための準備期間みたいな

学年ということらしいです。

いや、もう始めたらいいんとちゃうん。と思ったりして。


 だから日本やフランスより1年遅れてるような感じに思ってしまう。


 まあ0学年でも、アルファベットや算数を勉強するみたいですが、

メインは遊び。

デンマークの教育は、遊ぶことを通していろんなことを学べる、

という信念があるようです。


 いろんなことが新しい息子にとっては、このシステムでよかったかもしれません。