MELFOR

 今回はまだストックがあったので買わなかったが、

夫の実家に行ったときに、よく買って帰るものは、

フランス、アルザス地方特産の酢、MELFORである。


 義母はサラダに合わせるドレッシングをいつもその都度

作っている。

そういうわけか、夫は市販のドレッシングが好きではなく、

私もいつもその都度作っている。

けっこう、フランスの家庭では、ドレッシングを手作りする

ことが多いようだ。


 前に、義母の作ったドレッシングをかけたサラダがとても

おいしいので、どうやって作っているのかと

聞いたところ、MELFORを教えてくれた。

義父はこのMELFORじゃないといやなのだそうだ。


 MELFORにははちみつが入っている。

オリジナル(写真右)と他にもアレンジしたものが何種類かあり、

ミント、レモン、バジルが入ったもの(写真左)も

これはこれでさわやかでおいしい。ミントと言っても、

スースーハーハーするほどではなく、わずかに感じるほどで

ちょうどいい具合である。


 ラベルにも書いてある基本的なドレッシングの作り方は、

オリーブオイル(お好みのオイルでよい)とMELFORを1:1で混ぜ、

塩、こしょう少々、を入れる。

ここに、マスタードを少し加えてもおいしい。


 でも、どうも義母と同じ味にならないので、くわしく聞いたところ、

義母はオリーブオイルを多めにするとのことであった。

だから、義父母がうちにやってきて、私が食事を準備するときは、

オリーブオイルを多めにして、できる限り義母の味に近づけるようにしている。


 私は、ポン酢も作っているのだが、この間、七五三ポン酢

(しょうゆ7:酢5:みりん3が基本で、レモン汁1を加えたり、

だし汁を足してアレンジ可能)を作るとき、レモン汁がなかったので、

この緑ラベルのMELFORを酢5のところに使ったら、なかなかいい感じになった。


 もし、機会があれば試してみてはいかがでしょうか。