息子の学校の話2

 (前回の続きです。)

 息子は2か月、デンマークの公立学校のウェルカムクラスに

行くことになったのだが、

 また今度は学校の先生たちと面談。


 その当時、私はまだデンマークの携帯電話を持っていなかったので、

連絡のやりとりは夫がしていて、

また

「奥様は何語を話しますか?」

と聞かれ、

「英語と日本語です」

と答えると

「保証はできないけど、通訳を呼びます。」


 ということで、また前回と同じ通訳の方が来てくれました。


 通訳の方と、この時に話したか前回の時に話したか忘れたけど、

デンマーク人のほうも、英語を話せるとはいえ、

やっぱりデンマーク語を話すのがいいのだそうだ。


 お互い第2言語でストレスを抱えるよりも通訳の方を

頼ったほうがいいんだな、と思いました。


もちろん通訳代は学校持ちです。


 校長先生、と教頭先生?とウェルカムクラスのリーダーの先生

とお話して、

学校の基本的な情報を教えてもらい、こちらの状況を説明し、

これからの持ち物とかを聞いて終わった。


 先生「学校は月曜から金曜、毎日朝8時から13:30まで

で、途中休憩が2回あるので、軽食とランチを持ってきてください。


 他の持ち物は、

 鉛筆、色鉛筆

 雨具

 長靴

 替えの服


 雨具、と長靴は、こちらは雨でも外で遊ぶので、必要です。

  休み時間にはできるだけ外で遊びます。」


 「え?雨でも外で遊ぶんですか?」


 と聞いたら、


 「ベルギーや日本では雨だったら中で遊ぶんですか?」

と逆に聞かれました。


 後で通訳の方が、デンマークは雨が多いから、雨のときに中にいたら

中にいる時間のほうが長くなっちゃうんですよ、

と教えてくれました。

子供は外でエネルギーを発散したほうがいいんですよ、と。


 これ実際、

けっこうな雨が降っているときに迎えに行ったとき、

ほんとに雨の中、子供たちがずぶぬれでボールで遊んでました。