ベルギー人とオランダ人の違いに関する小話

 現在、イースター休暇で、フランス、アルザス地方にある夫の実家に来ている。

ベルギーのアパートから車で休憩をはさみつつ、6~7時間ほどで到着する。

その休憩のときには、サービスエリアのレストランで昼食をとるが、

そこで、ベルギー人とオランダ人の違いを垣間見ることができる。

だいたい、一般的なメニューとして、

ビーフシチュー&フライドポテト、

Vol au vent(パイ生地のカップにチキンのクリームソース煮がかかったもの)&フライドポテト、

チキン&フライドポテト、

白身魚のフライ&フライドポテト、

ミートボールのトマトソース煮&フライドポテト、

ハンバーガー&フライドポテト、

ミートソーススパゲティー

などが並んでいる。

またフライドポテトは他のポテトを使った付け合わせ、例えばマッシュポテトや

クロケットに変えることもできることが多い。

ベルギー人はそれらのどれかをチョイスし、

オランダ人はパンとスープ、またはコーヒーと菓子パンなど

軽いもので済ますみたいだ。

オランダ人は倹約家として知られるが、まさにそれを目の当たりにするのであった。


 私は正直これらのメニューに飽き飽きしているのであるが、ベルギー人同様、

それらメニューのうちのどれかを選んでいる。

日本のサービスエリアはそれぞれの地域の特産品を使ったご当地限定メニューが

あったりして、楽しいのになあとちょっと思うのであった。