ポットラックパーティー
先週末は夫の同僚の人が企画したポットラックパーティーに参加した。
何を持っていくか、いろいろ考えたが、
経験上こういう場合、お寿司にすると間違いがない。
最近はこちらの普通のスーパーでも
寿司パックが買えたりするけれど、
具はだいたいマグロ、サーモン、アボカド、たまにエビ
という感じである。
そこでネットで見つけたスモークサーモンとクリームチーズの巻寿司に
することにした。
お寿司にクリームチーズ?と思ったけれど、
お寿司も進化しているみたいだ。
その昔、私が子供のころ、サラダ巻きが画期的で、
母がお寿司にマヨネーズ?と思ったのと
たぶん一緒の感覚だろうか。
クリームチーズは嫌いな人も少ないだろうし、こちらの人にも
受け入れやすそうかもしれない。
私は海外生活を始めるまで、まともにお寿司を作ったことがなかった。
けれども、外国に来てから、何かあると必ずと言っていいほど
お寿司を期待される。
自分ですし酢を調合するときは、このサイトを今でも参考にする。
巻き方も丁寧に説明されている。
今回、米は3合炊いて、キッコーマンのすし酢があったので、
(どこかのアジア系スーパーで買った)それを使い、
4本の巻き寿司が出来上がった。
写真を撮り忘れたのだが、
ガラスのオーブン用の皿に、キュウリを縦に薄切りにしたものを
敷き詰め、その上にカットした巻き寿司をのせた。
(このおかげで、彩りも良くなったし、容器の底にごはんがくっつくのを
防げてよかった。)
巻き寿司をきれいにカットするのに一番時間がかかったかもしれない。
セラミックナイフを濡れ布巾で拭きながら、なんとか切った。
家で食べるなら見た目をそれほど気にしなくていいのだが、
よそに持っていくので気を使った。
そして、何が使われているかよくわかるよう、
小さな紙のプレートを作って、材料を書き出しておいた。
外国の食べ物に抵抗のある人もいるので、説明があるほうが食べてもらいやすい
と思う。
↑こんな感じ。イクラが高かったので、トラウトの卵にしてしまった。(^_^;)
あと、枝豆も持っていくことにした。
DELHAIZE(ベルギーのスーパー)の冷凍コーナーでニッスイの枝豆が買える。
最近は、(なんちゃっての)日本食レストランでも枝豆がメニューに
載っていたりするので、かなり普及してきたのかと思っていた。
パーティーは大人子供合わせて30人程度参加だったが、
私の巻き寿司は、予想通り、人気だった。ふふふ。
でも嫌いだったのか、何かよくわからなかったのか、
中に巻いてあるのりを残す人もいた。
枝豆のほうは、売れ行きが悪く、それはおそらく
みんなあまり知らず、食べ方もわからなかったからと思われる。
皮ごと食べようとする人もいた。
今後、もっと枝豆の普及活動に努めよう。
夫の職場で働く人々はヨーロッパ各地から来ているので、
公用語は英語である。
と言っても、オランダ語、フランス語、各国の言葉、いろいろ
入り乱れる。
私はあんまり社交的なタイプではないし、
日本にいたとしても、あまり変わらないのかもしれないけど、
そこに言葉の壁が加わって、
こういう場は緊張してしまう。
夫の上司に話しかけられたりしたら、なおさら舞い上がってしまう。
こういうパーティーは楽しいと思っているけれど、
一対一の会話はまだなんとかなっても、
大勢での会話には加われない。
そしていつもその晩に一日を振り返り、
自分の不甲斐なさに、あ゛~~~とため息をつくのであった。
(でも楽しかったのは楽しかったのですよ。)
0コメント