クレマン Crémant
今さらながら、フランスでの話をぼちぼちと。
夫の実家には、だいたいイースター、夏休み、クリスマス&新年に
もう何度もお世話になっている。
ちなみに、義父のベンツを運転するという野望はかなわなかった。
なぜなら、ぴっちりとカバーされていて、
貸してもらえませんかと言い出すような空気でもなく、
義母すら運転したことがない、とのことだったので、
これは無理だとあきらめたのだった。
それは置いといて、
夫の実家のあるアルザス地方はワインの産地としても有名である。
そのことと関係してか、しないか、
滞在中、朝以外はランチの時もディナーの時もワインを飲む。
もっと詳しく言うと、
ランチやディナーの前に、
アペロと言って、ワインまたはビールとともに、
軽食をつまむ。(クラッカーとかチップスとかオリーブとか)
その後、食事本番でまた違う種類のワインを飲む。
(基本的にお酒に強くない私は、
毎日毎日お酒を飲むことがないので、アペロでいっぱいになって、
ときどきお断りすることもある。)
私たちがいる時だけ、ということだが、
フランス人は水の代わりにワインを飲むというのは
あながち間違いではないような気がする。
義父とか義母とか食事中ワインだけで、お水あんまり飲んでないもん。
そこでアペロの時に、よく出てくるのが、
クレマン・ド・アルザス (Crémant d'Alsace).
クレマンはフランスの発泡ワインの一つで、
シャンパンと同じ製法で作られるが、シャンパンはシャンパーニュ地方で
定められた製法で作られたのみシャンパンを名乗ることができるということで、
その他の地域で作られたものはクレマンと呼ぶらしい。
そして価格はシャンパンよりお手頃。
そんなにというかまったくワインに詳しくないのだが、
私にはどちらも変わらないくらいおいしい。
と言ったら、専門の人に怒られそうかな。
↑今回おみやげに買ってきたクレマン。
↑大き目のスーパーのワイン売り場。さすが一面のワイン。
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